睡眠時無呼吸症候群治療
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が一時的に停止または極端に浅くなる状態を繰り返す症状をいいます。
この症状は睡眠の質を低下させ、昼間の強い眠気や集中力の低下を引き起こします。
さらに、高血圧、心臓病、脳卒中などのリスクを高めることが知られています。
詳しい症状の例
夜間の頻繁な呼吸停止
大きないびき
睡眠中の窒息やむせ返る感じ
昼間の過度な眠気
集中力の低下
朝の頭痛
夜間の頻尿
睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まること
睡眠時無呼吸症候群は男性と高齢者での発症率が高いとされていますが、肥満や大きな扁桃腺、長い舌根や短い下顎の方、喫煙やアルコール摂取をする方、鼻づまりがある方も発症率が高いと言われています。
診断
睡眠時無呼吸症候群の診断は、通常、睡眠研究(ポリソムノグラフィー)を通じて行われます。
これには、夜間の睡眠中に心拍数、脳波、筋肉の活動、呼吸パターン、酸素レベルを監視することが含まれます。
幸田歯科医院での治療
マウスピースを用いた治療
睡眠中の気道確保のためにマウスピースを装着する治療法は、呼吸を自然にし、無呼吸やいびきを軽減する効果があります。この方法は、睡眠中に気道が狭まることによって引き起こされる問題に対処するために使用されます。マウスピースで気道を広げることで、呼吸をスムーズにし、より快適な睡眠を促進します。
しかし、あごのラインが細いなど、気道が狭い場合にはマウスピースによる治療が効果的でないこともあります。そのような場合は、より適切な治療方法を見つけるために専門家の診断が必要です。当院では、患者さんの状況に合わせた検査を行い、最適な治療法を提案しています。
当院で提供する「ソムノデント」による治療は、保険適用外の全額自己負担となりますが、一般的なマウスピース治療に比べて高い効果が期待できます。治療費は150,000円+税です。
睡眠時無呼吸症候群は、深刻な健康リスクを伴うため、早期の診断と適切な治療が重要です。日常生活での変化、医療機関での正確な診断と治療計画により、症状の管理と生活の質の向上が期待できます。
睡眠中の気道問題に関してご不安やご質問がある方は、ぜひ当院へご相談ください。専門的なアドバイスとサポートを提供いたします。